Purpose
目的と背景
「この1年で会社のDXをある程度完成させる」——その実現に向けたご提案です。
現状は、顧客対応は Zoho CRM、販売伝票は手書き、在庫・製造は業界専用システム(GEM)と、ツールごとに情報が分断しています。さらに GEM は Windows 11 に対応するには実質的な買い替え相当の費用がかかり、クラウド非対応・他システムと連動できないという制約があります。本ご提案は、この分断を解消し、業務を一気通貫でつなぐ仕組みを示すものです。
御社が定めた優先順位
販売管理 × 顧客管理の連動
全チャネルでデータを一本化。
在庫連動
売れたら在庫が自動で減る「売り消し」。
組立・製造加工管理
素材+加工費を足し上げ1製品へ。当面は後段で。
Current Issues
現状の課題
ツールは揃いつつあるものの、情報が「バラバラ」に分断している——これが核心です。
| 課題 | 現状 | 影響 |
|---|---|---|
| ① 二重入力で記録が定着しない | 手書きの販売・預り伝票を起票し、さらに Zoho CRM へ再入力。手間ゆえ全販売・修理履歴の入力が徹底できない。 | 入力ハードルが高く、データの網羅性が欠ける → 追客・分析が成り立たない。 |
| ② 情報の分断 | 顧客=Zoho/商品・在庫・組立=GEM/販売=手書き/会計=みろく/接点=LINE・クラブバール・DG1・Shopify。 | 「あのお客様が昔何を買ったか」が一瞬で出てこない。横断できない。 |
| ③ 購買履歴がCRMにない | Zoho は「やり取り」中心で、売上が入っていない。 | 顧客台帳としての価値が出ず、追客の土台がない。 |
| ④ GEMの老朽化 | Windows11対応は買い替え相当の費用。クラウド不可・連動不可。顧客約1,000名・在庫・組立加工を管理。 | 続けるのも乗り換えるのもコスト。動けない状態。 |
| ⑤ 属人化・紙資産の死蔵 | 過去の購買履歴やオーダーのデザイン画は紙ファイルで、検索性がない。 | 担当者でないと分からず、少人数で量が増える中で情報共有が回らない。 |
| ⑥ 経営の可視化が弱い | 売上・点数・目標対比を示すダッシュボードがない。 | 数値で確認・共有できず、判断が感覚に依存しがち。 |
| ⑦ セキュリティ | 免許証など機密情報を LINE の写真で受け取る運用が残る。県外取引・高額品が増加。 | 事故時のリスクが大きい。信頼商売の根幹に関わる。 |
| ⑧ 販売チャネルの多様化 | サロン手書き/DG1(EC)/Shopify と入口が複数。 | どの入口で売れても、データを一本化したい。 |
Our Approach
解決の全体方針
顧客・取引(需要側)は Zoho CRM、仕入れ・製造・在庫(供給側)は Webアプリ で持ち、両者をデータ連携でひとつなぎに。
1. 顧客・商談・履歴は Zoho CRM に集約
既存の商談・オーダー進捗のカスタマイズはそのまま活かし、ゼロからやり直しません。売上・接客記録を顧客に紐づけ、カルテを「台帳」として機能させます。
2. 仕入れ・在庫・組立はWebアプリで構築
宝飾特有で癖のある業務は、業務フローに合わせて作成し CRM と連携。現場の二重入力をゼロにします。
3. Zoho は CRM のみを利用
在庫・仕入れ・原価は Webアプリ側で持ち、会計は既存の「みろく」を継続。CRM に業務を詰め込み過ぎず、役割を明確に分けます。
4. 守るのは「人」、効率化するのは「作業」
入力ハードルを下げ(起票=記録/音声入力)、ダッシュボードで情報を集約。セキュリティ・法令対応(機密情報の安全な扱い、古物・本人確認)は設計に内包します。
なぜこの構成か(CRM のみで完結しない理由)
| 観点 | CRM だけで構築 | CRM + Webアプリ連携(本提案) |
|---|---|---|
| 顧客・履歴 | ◎ | ◎ |
| 仕入・在庫・原価・組立 | △ 標準機能には非常に乗せにくく、柔軟性に欠ける | ◎ 業務フローどおりに自然に持てる |
| 業務フィット | 宝飾固有UIを作り込み続けて頭打ち | 癖のある部分を業務に合わせて作れる/二重入力をゼロにしやすい |
| 役割分担 | 1つに詰め込み過ぎる | CRM=顧客・取引、Webアプリ=供給・製造で明確 |
課題 → 打ち手の対応
| 課題 | 打ち手 |
|---|---|
| ① 二重入力 | 受注伝票を Web/タブレットで起票し、同時にCRMへ記録。音声入力で接客記録を省力化。 |
| ② 分断 | 顧客=CRM に集約、仕入・在庫・製造=Webアプリ、データ連携で横串。1顧客ビューに統合。 |
| ③ 履歴なし | 売上を必ずCRMに残す設計。過去3年分の伝票を移行入力。 |
| ④ GEM老朽化 | クラウドWeb+スマホ/タブレットで脱オンプレ。顧客約1,000名はCSVで移行。 |
| ⑤ 属人化 | 接客記録・デザイン画を顧客に紐づけ検索可能に。担当引き継ぎができる状態へ。 |
| ⑥ 可視化 | 売上KPI・カテゴリ別・目標対比のダッシュボード。 |
| ⑦ セキュリティ | 機密情報の安全な収集経路、権限/操作ログ、古物・本人確認の運用設計。 |
| ⑧ チャネル | まずサロン販売の売上+顧客をCRMに一本化。DG1・Shopifyは連携方式(API/CSV取込)を要件定義で確認のうえ、段階的に取込を目指す。 |
Architecture
システム全体像
「需要・取引」と「供給・製造」で正データを分け、受注伝票と製品で紐づけます。
構築の進め方(大枠フロー)
システム概要(構成案)
Zoho CRM
需要・取引の正(顧客が見える)- 顧客マスタ/記念日・好み
- 接客・相談記録/商談
- 受注伝票(ウィジェットで起票)
- 納品(売上)伝票/購買履歴
新Webアプリ
供給・製造・在庫の正(業務に合わせて作る)- 発注(資材=モノ+外注加工費)→ 入庫
- 組立・製造加工管理(BOM・原価積上げ)
- 個別番号の発番・来歴・バーコード
- 資材在庫 / 製品在庫
Business Flow
業務フロー:受注 → 製造 → 納品
オーダーメイドの基本形です(例:山田様のフルオーダー1件が①→⑦を流れます)。CRM と Webアプリ で役割を分け、各ステップに現場で触れる画面イメージを添えています。動くモックあり ↗ を押すと該当画面のモックが別タブで開きます。
商談から受注伝票を起票(現行の紙伝票に近い入力画面)。顧客はCRMから呼び出して自動入力し、起票がそのまま顧客の記録になります。データはCRMに保存。「どの製品を作るか」を選定し、受注フェーズで一旦確定。同じ画面のタブ切り替えで「加工依頼書」「お預り引換証」も起票できます。
| 商品番号 | 品名 | ご購入額(税込) |
|---|---|---|
| (受注時に発番) | Pt ダイヤリング 0.32ct(フルオーダー) | ¥418,000 |
資材(ダイヤ/ルース/地金/原型)+外注加工費(役務)を同じ発注に登録し、原価の元データにします。外注依頼の加工伝票はここから生成します。
| 区分 | 内容 | 金額(原価) |
|---|---|---|
| 資材 | ダイヤ 0.32ct | ¥***,*** |
| 資材 | Pt900 地金 | ¥**,*** |
| 外注加工費 | キャスト・石留め | ¥**,*** |
発注に対し資材が入庫 → 資材在庫へ。「頼んだのに届いていないもの」も一覧できます。
| 発注No. | 内容 | 状態 | |
|---|---|---|---|
| PO-0245 | ダイヤ 0.32ct | 未入庫 | 入庫 |
| PO-0246 | Pt900 地金 | 入庫済 ✓ | |
| PO-0247 | 外注加工(キャスト・石留め) | 作業中 |
入庫資材+外注加工費を足し上げ(BOM・原価積上げ)→ 完成品に個別番号を発番。売上(CRM)との突合で1点ごとの粗利が見えます。進捗は 受付→デザイン→見積承認→製作(自社/外注)→検品→納品 をボードで可視化(下の組立カンバン参照)。
| 構成(BOM) | 原価 |
|---|---|
| ダイヤ 0.32ct(PO-0245) | ¥***,*** |
| Pt900 地金(PO-0246) | ¥**,*** |
| 外注加工費(PO-0247) | ¥**,*** |
販売用の製品在庫ができ、バーコードを払い出し。完成品は個別番号+バーコードで管理します。
| 個別番号 | 品名 | 状態 | 受注紐付け |
|---|---|---|---|
| J-210712 | Pt ダイヤリング 0.32ct | 売約 | 113100(山田様) |
| J-173061 | トラピッチェエメラルド 1.53ct | 在庫 | —(販売時に引き当て) |
製品 ⇄ 受注伝票(受注に紐付ける/在庫として後で引き当ても可)。オーダー品は受注に紐付け、店頭在庫品は販売時のスキャンで自動起票・引き当て(売り消し)します。画面はSTEP 5の製品在庫画面に含まれます(「受注紐付け」列・「受注に紐付け」ボタン)。
製品をお客様へ納品し、残金を決済して売上計上 → 納品(売上)伝票。受注伝票・製品(個別番号)と紐づき、そのまま顧客の購買履歴に残ります。
製造の有無は2通り:オーダーメイドは受注に紐づけて製造/既製品・委託品・見込み生産は先に製品在庫を作り後で引き当て。どちらにも対応します。
在庫は2層:未完成の「資材在庫」と、完成した「製品在庫」を分けて管理します。
発注先は基本1箇所:1件の受注に対し発注先(提携工房)は多くの場合1箇所。材料も多くは提携先が用意し、リフォーム等の持ち込み・自社コレクション充当時のみ自社在庫から送付します。
加工依頼の書類:外注依頼は「加工伝票」で行い デザイン指示書を併せて送付。加工伝票はWebアプリから生成しますが、デザイン指示書は個別性が高く従来通り紙運用(システム非依存)とします。
発注の目的を区別:同じ発注・入庫でも「顧客向け(受注紐付けあり)」か「在庫補充向け(受注紐付けなし)」かを区別して登録し、顧客向けはそのまま売上に紐付けます。
受注以外の業務フロー(修理・買取・店頭在庫品)
オーダーメイドの基本形とは別に、入口の異なる3つのフローに対応します。いずれも最終的に CRM の受注・納品(売上)伝票へ集約し、顧客の購買履歴に残します。
| フロー | 流れ | 仕入れ/在庫 | 売上の立て方 |
|---|---|---|---|
| 修理 | お預かり → 内容決定 →(必要時のみ)発注 → 作業 → 納品 | 仕入れが発生しない場合あり。物(在庫)は増えない | 作業発生に伴い「修理」伝票で売上計上(例:チェーンつなぎ合わせ) |
| 買取 | 査定・買い取り → 自社在庫/素材コレクションへ受け入れ | 在庫・素材として受け入れ。後の製造・リフォームに充当可 | 買取として記録(リフォーム併用時は基本フローへ) |
| 店頭在庫品の販売 | 本社で製造・発注した在庫を店頭に積み上げ → 販売 | 受注紐付けなしで先に製品在庫化 → 販売時に引き当て | バーコード自動起票で受注伝票を起票・引き当て |
受注伝票の起票は2経路
| 経路 | 場面 | 起票UI | 顧客マスタ | 受注データ |
|---|---|---|---|---|
| (a) 手入力 | 商談からの受注(オーダー等) | CRM ウィジェット(紙伝票に近いUI) | CRM を参照 | CRM が正 |
| (b) バーコード自動起票 | 完成品の販売時 | WebアプリのスキャンUI(スマホ可) | CRM を参照 | CRM が正 |
製造完了で製品にバーコードを払い出し。販売時にスマホ等でスキャンすると、受注伝票が自動起票(顧客は CRM を参照)され、同時に製品在庫から引き当て(売り消し)。製造した製品が「在庫 ⇄ 受注伝票」に一気通貫で紐づきます。
現行帳票3種の電子化
現行の手書き帳票3種を、項目・体裁を踏襲して電子化します。起票がそのまま記録になります。
| 現行帳票 | 内容 | 保持側 | 出力タイミング |
|---|---|---|---|
| ① ご請求明細書 | 受注・納品(売上):明細・決済・ポイント | CRM(ウィジェット起票) | 納品/会計確定時 |
| ② 加工依頼書(控) ※デザイン指示書は従来通り紙運用 | 製造指図:加工区分・使用地金・ルース・原型番号 | Webアプリ(受注から生成) | 受注後の製造手配時 |
| ③ お預り引換証(控) | 預り品:受付日・返却予定日・品目 | 要確認(CRM/Webアプリ) | 預り受付時 |
組立・製造加工管理のカンバン(イメージ)
受注した製造案件を工程ごとのカードで可視化。自社/外注の別・担当・納期がひと目で分かります。Webアプリ
受付 2
デザイン・CAD 1
見積・承認 1
製作 2
検品 1
完成・納品 1
現状も CRM 上で個別案件の進捗は確認できますが、一覧で全案件を見渡せず停滞の把握が難しいのが課題です。本ボードは週1回のオーダーミーティング(申し送り)を補完し、「どこで止まっているか」を一覧化して取りこぼしを防ぎます。
Function Mapping
GEM機能の振り分け
全機能を移植するのではなく、実際に使っている中核を再構築します。
| GEM の機能 | 内容 | 振り分け |
|---|---|---|
| 仕入れ管理 | 資材(モノ)+外注加工費の入荷・原価記録 | Webアプリ |
| 在庫管理 | 個別番号・来歴(在庫/加工中/売約/販売済)・売り消し・棚卸 | Webアプリ(優先2) |
| 販売管理 | 受注・納品(売上)・帳票 | 受注/納品=CRM(ウィジェット)、付帯帳票=テンプレ出力 |
| 顧客の購買履歴 | 顧客に売上・オーダー・修理を紐づけ | CRM |
| 組立・製造加工管理 | 素材+加工費を1製品に足し上げ | Webアプリ(優先3) |
| 商品マスタ・個別番号 | 在庫・売上・オーダー・組立を貫く軸 | Webアプリ(GEMから移行) |
実装のポイント
HTML/CSS + PDF
現物に合わせたテンプレートでPDF生成・店頭印刷。控えの2部運用を踏襲し、発行PDFは顧客カルテに添付して紙の死蔵を解消。署名が要る預りはタブレット署名/印刷サインに対応。
既存資産を起点に
GEMの個別番号をそのまま主キーに引き継ぎ、既存タグは貼り替え不要。読取はリーダー+スマホカメラ、発行はラベルプリンターで2面タグ(プライス+管理)。点数増加時はRFIDを将来オプションに。期末棚卸(タグを1点ずつスキャン)も現行運用のまま継続し、システム在庫と自動突合して差異を一覧化。
BOM+進捗ボード
部材(地金・ルース・原型)+外注加工費を1製品に足し上げ原価を集計。加工依頼書を入口に進捗をボードで管理し、完成時に個別番号を発番・バーコード発行。
技術構成
| レイヤ | 構成 | 用途 |
|---|---|---|
| フロント | React / Next.js(PWAでスマホ対応) | タブレット入力・進捗ボード・帳票プレビュー・スキャン |
| バック / DB | API + PostgreSQL(クラウド) | 商品・在庫・仕入・製造・受注の管理 |
| 帳票 | HTML/CSS + PDF 生成 | 帳票発行・店頭印刷 |
| バーコード | 生成ライブラリ+リーダー(カメラ併用) | 払い出し・スキャン起票 |
| 連携 | Zoho CRM REST API | 顧客参照・受注/売上/履歴の記録 |
| 基盤 | 認証・権限・操作ログ | セキュリティ/古物・本人確認 |
Roadmap
実装の進め方・スケジュール
御社の優先順位に沿って段階的に進め、2027年4月(30周年イヤー)に受注→製造→納品の一気通貫を完成させます。
要件定義・Zoho課題の棚卸し
2026年8〜9月|5人日業務密着ヒアリングをもとに画面・項目・帳票・連携方式を確定し、既存Zoho CRMの設定・運用課題を総点検。構築の土台を固め、後工程の手戻りをなくします。
受注伝票の電子化 ×「売上↔顧客」連動 <最優先>
2026年9月末〜12月 開発・試験 → 12月 本稼働|17人日Phase 0 の前半で要件を確定し、9月末から開発を並行開始。まずサロン販売の売上+顧客をCRMに一本化(DG1・Shopifyは要件定義で連携方式を確認のうえ段階的に取込)。顧客カルテ/購買・接客履歴を整備。過去3年分の伝票移行入力を並行。古物・本人確認も設計。12月から手書き伝票を卒業し、サロンの販売がCRMに記録され始めます。
在庫管理 × 販売連動 + 仕入れ
2026年12月〜2027年2月 → 3月 本稼働|18人日バーコード自動起票による売り消し・個別番号来歴。仕入れ(発注・入庫)を含む。GEMからCSV移行。期末棚卸に突合機能の実地検証を合わせます。ここでGEM卒業の目処。
組立・製造加工管理
2027年2〜3月 → 4月 本稼働|10人日素材+加工費を1製品へ足し上げる工程(BOM・原価積上げ・工程カンバン)。GEM固有機能を再現し、一気通貫が完成。5〜6月は定着支援。
マイルストーン
| 時期 | マイルストーン | 内容 |
|---|---|---|
| 2026年7月 | 要件確定・補助金申請 | 業務密着ヒアリング(1〜2日)→ 費用確定 → 7/30までに富山県DX申請 → ご契約 |
| 2026年8〜9月 | Phase 0(要件定義・Zoho課題の棚卸し) | 要件・Zoho総点検。Phase 1の要件は前半で確定し、9月末からPhase 1開発を並行開始 |
| 2026年12月 | Phase 1 本稼働 | 手書き卒業。移行入力(過去3年分)はここまでに完了が理想 |
| 2027年3月 | Phase 2 本稼働 | 「売れたら在庫が減る」実現。GEM卒業 |
| 2027年4月 | Phase 3 本稼働=全体完成 | 受注→発注→入庫→組立→在庫→納品の一気通貫。30周年に間に合わせる |
Investment
費用・お支払い・補助金(概算)
全体50人日・350万円(税別)の概算です。※モックを仕様として確定する「進め方の条件」つきの価格です(下記)。
概算お見積り(税別)
| Phase | 内容 | 工数 | 金額 |
|---|---|---|---|
| Phase 0 | 要件定義・Zoho課題の棚卸し | 5人日 | ¥350,000 |
| Phase 1 | 帳票3種の電子化(CRMウィジェット)・購買履歴・移行基盤・試験運用(Shopify/DG1はCSV取込まで) | 17人日 | ¥1,190,000 |
| Phase 2 | Webアプリ基盤・発注入庫・在庫2層・バーコード・GEM移行・試験運用 | 18人日 | ¥1,260,000 |
| Phase 3 | 組立BOM原価積上げ・工程カンバン・加工伝票・試験運用 | 10人日 | ¥700,000 |
| 合計 | 50人日 | ¥3,500,000(税込 ¥3,850,000) |
別途費用(実費・ランニング)
| 項目 | 金額目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 保守費用(年額) | 構築費用の15%/年 =¥525,000/年(税別) | 障害対応・軽微改修・バージョン追従。開発費350万円の場合の年額(月額換算 約¥44,000)。Phase 1 本稼働月から |
| サーバー費用(月額) | ¥10,000〜20,000/月 | ホスティング・DB・PDF生成(実費) |
お支払いプラン
富山県の補助金で実質負担を圧縮
富山県中小企業トランスフォーメーション補助金(DX枠・補助率1/2〜3/4)の活用を前提とします。採択された場合、開発費350万円の実質負担は約114万〜193万円(下記パターン参照)。お支払いは各Phase 着手時50%・検収時50%を基本とし、詳細はご契約時に取り決めます。
補助金活用のパターン
前提:補助対象経費=Phase 1以降の開発費315万円(Phase 0は先行着手のため補助対象外・35万円)。制度は富山県中小企業トランスフォーメーション補助金 DX枠(補助上限500万円・申請期限 2026年7月末)を想定。
| パターン | 適用条件 | 補助率 | 補助額 | 実質負担(全体350万円) |
|---|---|---|---|---|
| A:小規模+賃上げ | 小規模企業者(従業員5人以下)+給与支給総額3%以上引上げ | 3/4 | 約236万円 | 約114万円 |
| B:小規模(通常) | 小規模企業者 | 2/3 | 210万円 | 140万円 |
| C:中小(通常) | 中小企業者(従業員6人以上) | 1/2 | 約158万円 | 約193万円 |
| D:補助金なし | 不採択・申請見送りの場合 | ー | ー | 350万円(Phase分割払いで平準化) |
Next Steps
今後の進め方
次回までに確認させていただきたい事項
- 受注伝票ウィジェットで再現する入力項目・画面遷移(現行の紙伝票に合わせる範囲)
- バーコードの体系(桁数・各コードの意味)と、完成品への払い出し単位・タイミング
- 外注加工費を含む原価の積み上げ方法
- オーダーメイド(受注紐付けあり)と既製品/委託品(受注紐付けなし)の割合
- 資材在庫と製品在庫の持ち方・棚卸単位
- 修理・買取の伝票項目と、店頭在庫品販売の運用の詳細
- 帳票の採番ルール、お預り引換証の保持側、納品伝票の有無・様式
- DG1・Shopify・LINE公式・クラブバール(フォーム)の連携要件と、既存顧客のLINE紐付け方法
- セキュリティ要件の範囲(機密情報の収集経路、権限、操作ログ、古物・本人確認)
- 過去3年分の伝票移行入力の作業量・体制
- 富山県DX補助金:当社の富山県DXパートナー登録可否・申請要件・スケジュール(期限7/30)の確認
この1年で、宝飾業界のDX成功事例を、ご一緒に。